『外構工事』をする最適なタイミングとは?|具体的に解説

2023.02.08


・「新築を建てるときに外構工事も考えている」
・「外構工事はいつのタイミングで始めるのがベスト?」
・「注意するポイントはある?」

外構工事の利点は、見た目の美しさだけではありません。
生活の利便性を高め、さらに快適で住みやすい環境をつくり出します。
そのため、新築を建てるタイミングで「外構工事」もいっしょに行う人は多くいます。

では、外構工事はいつのタイミングで見積りを依頼し着工することが最適なのでしょうか?

今回は、悩むあなたに向けて外構工事の「最適なタイミング」や「タイミングを間違えると起こる問題」、「外構の種類」などを紹介していきます。

『外構工事』とは?



「外構」とは、住宅を除いた外部の構造物のこと。
構造物の配置やデザインを決め、設置する工事のことを『外構工事』といいます。
外構には庭や玄関アプローチ、門扉やカーポートなどさまざまな種類が存在します。

そして「エクステリア」は、外構を含めた住宅外部の空間や環境づくりのことです。
たとえば、北欧風のエクステリアにしたい場合、外構の玄関アプローチにレンガを使用したり、デザイン性のあるポストを設置したりと、空間全体をつくります。

『基礎が完成したあと』が最適なタイミング


結論からいうと、外構工事を始めるベストなタイミングは「新築の基礎が完成したあと」です。
理由は、基礎が完成する前の状態からだと、外構工事を始めるのは非常に困難なためです。

住宅は実際に建築をするとき、図面通りに寸分の狂いもなく完成するわけではありません。
現場の勾配(こうばい)や地面の高さ、近隣の住宅と窓の方向や高さが重なるなどの問題から、状況が変化する場合があります。

先に外構工事を始めてしまうと、たとえば設置した塀の高さが足りず目隠しの役割を果たせなくなったりと、工事がやり直しになる可能性も……。

取返しのつかないトラブルを防ぐためにも、外構工事は基礎が完成したあとに慎重に始めることが重要です。

また、依頼側としても基礎が完成したあとのほうが、具体的なイメージを想像したり生活導線を考えやすいという利点があります。

スムーズに工事を進めるために


基礎の完成後、スムーズに見積りを行うことができるように、事前にいくつか依頼する業者の候補を絞っておくことがおすすめです。
準備をしておくことで慌てる必要がなくなるため、じっくりと業者を検討することができます。

見積りをして依頼する業者が決定すると、そこから変更したい部分などを再度見積りし、打合わせをします。

具体的なイメージがまだ決まっていない場合は、業者に相談してプロ目線でのアドバイスや提案を求めてもいいかもしれません。

工事期間は、設置する外構や天候にも左右されますが、長くて約1か月程度。
見積りから工事完了までの流れを把握し、新築の引渡し日までに外構工事が完了している状態を目指しましょう。

タイミングを間違えることで起こる問題


外構工事のタイミングを間違えてしまうと、入居後もしばらく工事が続き、日常生活が不便になってしまいます。
そこで、実際に起こる可能性のあるトラブルの具体例をチェックしてみましょう。

●駐車場が完成していないため、車を置く場所がない


入居後も工事が続いていたり、住み始めてから工事を開始する場合、車の置き場所がなく困ったという声は多数あります。
工事中は、家の前に車を置いておくことができないため、近くの駐車場やパーキングを探す必要が出てきます。

余計なコストや行き来の苦労を抑えるためにも、早期に工事に着工することがおすすめです。

●フェンスや塀がないため、近隣住宅の目線が気になる


目隠しできる外構が完成していないと、日中外から室内の様子が丸わかりになったり、周囲の目線が気になり洗濯物が干しにくいという問題も。
フェンスや塀は防犯対策にもなり、小さな子どもが道路に飛び出してしまう事故を防ぐ役割もあります。

●ピカピカの新築住宅が、汚れる可能性がある

新築が完成したあとに外構工事をはじめると、せっかくのピカピカの住宅が汚れてしまう可能性があります。

外構工事は、土の状態の更地から工事を始めます。
また、工事期間中に雨が降ると土がドロドロになりその上を人が歩くため、引っ越し早々から掃除をしなければいけないことも。

●引っ越しがしにくい

いざ、入居日が決定して引っ越ししようとしても、外構が工事中の場合家具や荷物を運び入れることに苦労します。
引っ越し業者が荷物を運び入れる導線が制限されると、引っ越しに時間がかかりスムーズに新生活を開始できなくなる可能性があります。

外構工事の流れ



それではイメージしやすいように、外構専門業者に依頼した際の流れを把握しておきましょう。

▼お問合せ
▼現地調査
▼見積り、打合わせ
▼契約
▼近隣の住民の人への挨拶
▼施工
▼完成
▼お引渡し
▼アフターフォロー

業者によっては、アフターフォローがないところも存在します。
いくつか業者の候補を絞る際に、最後までしっかりサポートがあるかどうかも、忘れずにチェックしておきましょう。

外構の種類


・カーポートやガレージ
・自転車置き場
・庭や庭石
・ウッドデッキ
・サンルーム
・芝生や生垣
・塀やフェンス
・門扉
・表札
・ポスト
・玄関アプローチ
・屋外照明
・手すり

外構は、非常に多くの種類があります。
そのため、どの外構を設置しようか迷ってしまいますよね。

適した外構を設置するコツは、家族の現在のライフスタイルと将来の生活を想像することです。

「掃除がしやすいように、カーポートの床はコンクリートにしよう」
「子どもが大きくなったら自転車を置く場所が必要だな」
「手すりや足元を照らすライトがあれば、将来親と同居しても安心」

上記のように、さまざまな可能性を考えることで、日常の掃除の負担が減ったり長年快適に過ごすことができる住まいづくりができます。

頭の中で、いろいろな想像を膨らませてみましょう。

外構専門業者のメリット


最後に、外構専門業者に依頼したときに得られるメリットを紹介します。

・仲介手数料がかからない
・外構専門業者に依頼することで、デザイン性の高いエクステリアをつくることができる
・直接コミュニケーションが取れるため、理想のイメージや要望が正しく伝わりやすい
・過去の施工事例などから、好みの業者を選ぶことができる

外構工事は『翼伸建設』にお任せください


翼伸建設』では、理想のイメージやご希望をしっかりとヒアリングし、お客様に寄り添ったご提案させていただきます。
また、アフターフォローにも対応しておりお客様の「理想の住まい」を実現するために、注力いたします。
どのような小さな悩みや疑問でも、安心してお尋ねください。
無料でお見積りも承っておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。

まとめ



いかがでしたでしょうか?
今回の記事が、あなたの疑問や不安を解決し、居心地の良い住まいをつくる手助けとなりましたら幸いです。


翼伸建設
【TEL】090-8765-0077
【営業時間】8:00~18:00
【定休日】日曜日


PAGE
TOP